TAMのブログ

長文を書きたいとき用に

『思い出じゃない今日を』というマスターピース #またさ一緒に話をしようよ #俺達の少女A

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こんにちは、TAMです。

去る2020年12月22日、「しんげきえくすて」にて喜多見柚待望のソロ曲『思い出じゃない今日を』が発表され、2月には同曲が収録されたCDも発売されました。
また、CD発売を待たずして、1月10日にはライブ「Happy New Yell!!!」にてこの曲が披露されました。

このブログ、喜多見柚のことをいっぱい書いているのに柚のソロ曲の事を書かんでどうするんやという感じなのですが……申し訳ないのですが、ここでは書きません。

その代わり、いくつか別の場所で「思い出じゃない今日を」について語らせて頂きましたので、今回はそちらの紹介をしつつ、それらの裏話的なこともちょっとしようかと思います。

 

① 喜多見柚ソロ曲記念合同誌「冬の足跡、春の足音」

今回、ちゅうずさん(サークル:柚々企画部)主催のもと、ソロ曲についてだけで1冊の同人誌を作ろう!という企画が立ち上がり、そちらに参加させて頂きました。
参加者は総勢29名、ちゃんとJASRACの許諾も得ているという気合の入りっぷりです。

自分は普段ここのブログに考察記事として載せているような内容を、コラムとして書かせて頂きました。
「肯定」という言葉をテーマに、この曲で歌われているもの、そして喜多見柚のこれまでとこれからの歩みを振り返ろう、という内容になっております。

柚Pたちの思いの丈がこもったすげー一冊になってますので、ぜひフルverと一緒にご堪能ください。itunesなら単曲でも買えますんで!

 

ちょっとだけ文章を書く時の話をしますと、まとまりのある文章を書くために「欲張らない」っていうのを結構意識しています。

正直書きたいことって挙げていくと一杯あるんですよ。ただ、それを全部書くとまとまりがなくなっちゃって、居酒屋トークみたいな内容の文章が出来てしまいます。
読んだ人にちゃんと伝えたいことを伝えるためにも、文章としての「流れ」をとても重視しています。一番伝えたいことをベースに話を組み立てていくのですが、「これは流れに組み込めないな」という内容は、結構思い切ってカットしています。

今回も、歌詞全体にまんべんなく触れているようでいて、触れてない部分とかも全然あるので、その辺は実はカットしまくってるんですよね。
なので、それなりに長めに書いているものの、まだまだ喋りたいことは山ほどあります。ライブのこととかもね。

記事ではなくても、どこかでいずれアウトプットしたいですね。

 

②俺達の少女A 「『思い出じゃない今日を』を聴け!」

よしひこさん、大作さん、あいうえおPさんによる名物企画「俺達の少女A」の第17回の応募に、音源を投稿しました。
3分以内の肉声による音源を投稿してアイドルのプレゼンをしよう!という企画です。

自分はなんと採用された25件のうち1番目に放送されています!開始12分くらいから流れますので、タイムシフトが見れる方はぜひご覧ください。

 

ということで、ちょっと自分の音源の話とかします。 

自分は第12回(シャニマス限定)に初めて芹沢あさひ音源を投稿して以来、久しぶりに投稿しました。

少女Aについては毎回聴いていますが、それに加えて自分の思っている事と出したいタイミングなどがかっちり合った時には投稿しようと思っていて、今回がまさにその「投稿しよう」と思える時でした。
ソロ曲が出てからそこまで経っていなくて、ソロ曲の話が少女Aでまだされていなくて、かつ総選挙に関連しない回である(内容的に票に誘導するようなものではないので)、という絶好のタイミングで、「ソロ曲のことを話すなら今しかない!」という事で、準備を始めました。

 

内容については結構すぐ決まりました。「『思い出じゃない今日を』は最高!みんな聴け!」ということを主題として、そのうえでどう最高なのかを担当Pの観点から語ることで、「最高」に箔と説得力をもたせる、という感じで、原稿を組み立てました。

3分(900字前後)という制約があるので、ブログ記事よりもさらに内容は精査しています。例えば
「柚はスターライトマスターシリーズに1曲も参加しておらず、ソロ曲どころかユニット曲も持ってなくて、柚Pは『柚のための曲』を待ち望んでいた。そして曲へのハードルがめちゃくちゃ上がっていた。が、『思い出じゃない今日を』はそのハードルをやすやす超えていった」
という内容を入れたかったのですが、泣く泣くカットしています。たくさん詰めるよりシンプルにして密度を上げた方が伝わりやすいですし、思い切って内容を絞ることはたいへん大事だと思います。

 

録音は家がかなり静かな環境なので家でiPhoneで録って、それをAudacityで切り貼りしてって感じですね。特別なことは何もしていません。最近のスマホは安いマイクやレコーダーより全然音質よくてありがたいです。
原稿を読むときは、一字一句読み上げることはせずに、語尾とかはその時出てきたものをそのまま言うようにしています。大作さんに「喋り方がプレゼンプレゼンしてない感じでいいね」と評価して頂きましたが、そのあたりで自然さをうまく出せたのは要因かもしれません。
反省としては、スピーカーで聴くとちょっとBGMが弱かったですね…チェック時はヘッドホンでしか聴いていなかったので、そこは反省点としたいです。

 

今回は倍率が3倍近くあったということで戦々恐々としていたのですが、大変ありがたいことにトップバッターで放送して頂きました。
スタンダードな感じの内容・音源なので採用は厳しいかな~と思っていましたが、逆にそのスタンダードさを気に入って頂けたようでよかったです。
クオリティにそこまで自身があった訳ではなかったので、前述のとおり「流すなら今しかない!」というタイミングであることをよしひこさんが汲んでくれたのかな、とも思いましたが、反省会で聴いたところそういうわけではなかったようですw。まぁでもそれって逆に単に内容で選んで頂けたということで、大変有難いことですね。

 

音源後の大作さん・あPさんの話の中で印象に残ったのが1点ありまして、
「柚のこれまでの事とかって、本人が話さないしあまり知らないけど、曲を聴くとそれが想起されて、長年連れ添っていたようにすら思える」
と話されていたことです。

担当Pの観点からすると、これは少し違う感想を持っていて、
「柚のこれまでの事とかって、本人が話さないしあまり話題に上らないけど、喜多見柚を構成する大事な要素で、曲の中でそういう部分を表現してくれたことでエモさが爆発してる」
という感じだったんですよね。
柚の担当Pでない人たちに「柚のこれまで」に気づかせて、しかもそれが驚きではなく自然に受け入れられるものに感じさせる、というのが、本当にこの曲すごいなと思いました。担当Pの感じる感動とはまた別の感動を、担当Pでない人にも生み出していたんですね。改めて曲の持つパワーを感じました。

 

他にコメントやtwitterで流れてきた感想では、「総選挙関係ないからこそ、こういう楽曲単体の話が聞けるのがいいね」というのがあって、これは自分もそうだなと思いました。実際このタイミングでなければ自分は音源を出さなかったと思いますし、また他の人達の音源もシンプルに伝えたいことをまっすぐ伝えるものが多かったと思います。さらに聴く側としても、総選挙を意識せず、気負わずに音源を聴くことができて、そこはすごく今回の少女Aでよかったなと思った点ですね。

 

改めて、運営のよしひこさん、大作さん、あいうえおPさん、毎度の運営大変ありがとうございます。

いろんな人のいろんなアイドルの話が聞けるのも楽しいし、自分が音源を作るために担当アイドルのことを考える時間もとても楽しいです。

外側の身勝手な立場ですが、今後とも末長く俺達の少女Aが続いていってくれることを願っております。