TAMのブログ

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喜多見柚の、これまでとこれから。 ―SSR[フリータイム☆クリスマス]喜多見柚のはなし

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この記事は「ユズカレンダー2019」12/15の記事として書かせて頂いております。

 

こんにちは、TAMです。

 

2019年11月30日、待望の喜多見柚3枚目となるSSR[フリータイム☆クリスマス]が登場しました。

 

今回は無事天井でお迎えできました。

最近担当力があまり発揮できていなくて辛い。 

 

当初、上記企画の記事としては別の内容で書く予定でいたのですが、SSRが登場したこと(と指を怪我して長い文章を書くのが辛くなったこと)から急遽予定を変更し、本記事ではこのSSRについていくつか書いていこうと思います。

 

 

 

仲間との縁、そして原点回帰

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約1年半ぶりに登場した、柚の限定SSR

特訓前の場所は事務所のキッチン……かと思いきや、なんと喜多見家のキッチン!

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柚は埼玉の実家に住んでいるのですが、結構大きなキッチンですね。余裕ですれ違えるくらいの幅はあるように見えます。
柚の家庭環境については、デレステのノーマルにて「家族はアタシがしたいようにしていいって。理解ある親でよかったよ」というセリフがあるくらいで基本的に情報はほとんどないのですが、このセリフと今回のイラストを見る限りでは結構ゆとりのある暮らしをしているのでしょうか?いろいろ妄想が膨らみますね。

また、今回は柚の家にフリルドスクエアのメンバーが集合しています。
直前に公開された営業コミュの内容が今回の内容の予告になっていて、そちらではクリスマスプレゼントのクッキー作りのために、フリスクのメンバーを家に誘っています。

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この感じだと、柚の家に集まるのはわりと日常茶飯事なのでしょうか?いろいろ妄想が膨らみますね。(2回目)

 

そして特訓後はスノーマン風の衣装に身を包み、クリスマスナイトショーの「案内人」として登場!

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パーカーを被りリュックを背負った姿は、さながら雪だるまの妖精のよう。テンション高めのセリフも相まって、普段よりもいい意味での幼さを感じさせる衣装となっています。

また、この衣装は柚の初期衣装「ミラクルスノーマン」をリメイクした衣装となっています。

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モバマスのイベント「星降るクリスマス」にて、シンデレラガールズに初めて登場した柚。彼女との出会いの季節であるクリスマスへと、8年越しの原点回帰を果たした衣装なのです。
その当時は自分はアイマスをやっていませんでしたが、このN+は自分が柚を担当するきっかけとなったカードであり、いま再びそこに戻ってきたことでいろいろな感情が湧いてきますね。

もちろん、ただ初期衣装をリファインしただけでなく、さまざまな装飾やアレンジが加えられ、非常に完成度が高いです。むちゃくちゃ可愛いです。
パーカーを被った衣装が欲しい!というのも皆さん思っていたでしょうし、いろいろな要素をうまくまとめ上げた、まさに理想的な、理論値出てる衣装だと思います。

 

喜多見柚とフリルドスクエア

今回のカードは、柚のこれまでの歩みを今一度振り返るようなものとなっています。その歩みのなかの1つ、「フリルドスクエア」について。

 

フリルドスクエアは、もともと忍と穂乃香の2人ユニットとして始まりました。そこに後から柚・あずきが順に加わり、現在の4人態勢となります。
ただ、これはあくまでモバマスの登場順の話で、彼女達の時空上でどういう風にユニットが結成されていったのか、確定的な証拠はありません。最初からフリルド「スクエア」という名前だったので、最初から4人にすることを想定していたのかもしれませんし……その辺はどうなのでしょうね?
個人的には、8周年でモバマスに追加された「シンデレラヒストリー」にて、結成初期の話が語られることに少し期待しています。

 

彼女たちの登場する劇場では、アイドルの姿というよりもアイドルを通して知り合った4人の仲の良さが描かれることが多く、しばしば「日常系」「きらら4コマ」と例えられます。
また、フリルドスクエアは最近だとミュージックJAMの第1回でユニットとして登場したり、2019年のエイプリルフールで特集が組まれる、各種のユニット関連アンケートで上位に入るなど、シンデレラガールズを代表するユニットの1つと言っても過言ではないでしょう。

 

ただ一方で、柚に対して「フリルドスクエアの喜多見柚」という捉え方ばかりされることをあまり好まない人も少なからずいる、というのも事実です。
フリスクの柚」だけじゃなくて「喜多見柚」自身をもっと見て欲しい、と思うことがあるのは確かにその通りで、フリスクの持ち上げられ方に対し、メンバー個々人の魅力があまり伝わっていないように感じることも正直あります(これについては、他の3名の担当Pも少なからず同じ状況かと思います)。

また、最初の限定SSRである[ドキワク☆ユズレシピ]の特訓前では巴・ありすの前でいちごパスタに再挑戦する様子が描かれましたが、このSSRと今回のSSRも踏まえて、「折角のSSRなのに、他アイドルを絡めた話ばっかりになってしまっている」「柚単体でのエピソードをもっと出してくれ」という意見が、自分の観測範囲でも時々見られました。

 

自分も正直それらはある程度納得できる意見ではあると思っていますが、まぁでもちょっと神経質になりすぎちゃう?という位が自分の意見です。
実際問題フリスクというユニットがなければ柚に声がつくのはもっと後になっていたでしょうし、また現在の柚を語るにあたって、フリスクを含めた他アイドルとの関係って絶対に欠かすことができないものだと思っているので……

もちろん、柚にひとりのアイドルとして、また一人の女の子として向き合ってあげることはとても大事な事ですし、柚を聖夜に見つけ出した者として、彼女の想いを感じ取り、それに応えてあげたいという気持ちもあります。

ただ、「みんなが友達!」と語る柚にとって、周りのアイドルの仲間達もプロデューサーと同じくらい大事で、かけがえのない存在であるはずなので、そこは絶対に忘れてはいけない所だよなって思ってます。

 
まぁ結局は個人の価値観の問題だし、話したところで解決するものでもないですが……

  

 「楽しむ」の先にあるもの

柚のアイドル観といえば、最初のSSRでも出てきた「めざさない、トップアイドル!」という言葉が印象的です。

彼女にとって、最も大切なのは「上を目指すこと」ではなく「楽しむこと」。
恒常SSRでは、そんな彼女らしさを失わないままに、自分自身がアイドルを楽しむことで、結果的に皆と一緒に楽しむことができる、それがアイドル喜多見柚である、というエピソードが語られました。

そして、今回の特訓エピソードでは、その続きがすこしだけ語られます。

 

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ファンのみんな、ステージを見てくれているみんなを「楽しませる」。

当たり前のことのようですが、これまでの彼女はあまり口にしてこなかった言葉です。

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みんなの「つまんない」を「面白い」に変える。

かつてプロデューサーが自分にしてくれたように、今度は自分がみんなに、楽しいをプレゼントする。

 

そう、「楽しむ」の先とは、「楽しませる」ことだったのです。

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 もちろん、彼女自身が楽しむことを忘れたわけではありません。それは1枚目の発言からも明らかです。

そうではなく、彼女の「楽しみ」の中に、「みんなを楽しませること」が入るようになった、ということだと自分は考えています。
「楽しませること」の喜びを、彼女が自ら見つけたのです。

 

ファンの皆を楽しませるということを、彼女が心から楽しんでいる。

楽しむことを至上としている彼女が、アイドルの本懐である「皆を楽しませる」ことに、心からの喜びを見出すようになっている。

まさに今、彼女は本当の意味での「アイドル」になったのかもしれません。

 
こうなった柚は、きっと無敵です。

これから柚は、もっともっとアイドルとして成長し、もっともっと輝いてくれる。

自分はそう確信しています。

  

おわりに

今回の限定SSRは、途中でも述べたとおり、彼女のこれまでの歩みを一気に振り返るような、さながら集大成のようなカードとなっています。

今回挙げたものの他にも、彼女のこれまでを知っていれば知っているほどエモが爆発するセリフが沢山あります。諸々の都合上それらを紹介することはできませんでしたが、今回のカードを手に入れることができた方は、ぜひいろんなセリフを見て、柚の「これまで」と「これから」に思いを巡らせてみてください。
引けなかった人はスマン。

 

そして、今回の記事は、ユズカレンダー2019という企画の一環で書かせて頂いております。

今回の限定SSRと示し合わせたかのような素敵な企画です。この記事の時点では中盤~終盤にさしかかっており、すでにいろんな方が様々な柚への想いを語ったり、絵や文章で表現されています!そちらもぜひご覧ください。
自分もこの記事だけでなく、アンケート企画の方にも参加させて頂いています。

tueszzz.info

クリスマスまであと少し、皆さんも柚と素敵な12月を歩いてみませんか?